宝石ブログ

グリーンダイヤモンドの価値!

2022年06月29日 [ 宝石ブログ ]

グリーンダイヤモンドの価値!

 
ダイヤモンドのなかには、レアな色がついた
 
ファンシーダイヤモンドと呼ばれるものがあります。
 
緑色のダイヤモンドは、ファンシーダイヤモンドのなかでも非常に珍しく、
 
希少価値が高いダイヤモンドです。
 
グリーンダイヤモンドには、天然と人工がありますが、
 
どちらもダイヤモンドが放射線を浴びることによって緑色になります。
 
天然のグリーンダイヤモンドはとても貴重で普段目にする機会は少なく、
 
美術館などでしか見ることができないほどです。
 
グリーンダイヤモンドが天然かの判別はとても難しく、
 
日々鑑定技術の研究も続けられています。
 

天然のグリーンダイヤモンドは価値が高い

 
グリーンダイヤモンドは、色の濃度や品質によって価値が大きく代わります
 
天然のグリーンダイヤモンドの産地は、コートジボワールやベネズエラです。
 
多くの天然のグリーンダイヤモンドは、ほとんどが
 
微妙な淡い緑色やその他の色が混ざった色になっています。
 
その中でも、希少なファンシービビッドグリーンのような
 
グリーンダイヤモンドは、プレミアム価格となります。
 

市場価値は200億円以上!

 
希少価値の高い天然のグリーンダイヤモンドは、
 
投資対象としてオークションなどで高額取引されています。
 
 
■世界最大の「ドレステン・グリーン」
■5.03カラットのオーロラグリーンダイヤモンド
 
 
世界的にも有名な、この2つのグリーンダイヤモンドをここではご説明します。
 

世界最大のグリーンダイヤモンド

 
世界最大のグリーンダイヤモンドは、「ドレステン・グリーン」と呼ばれ、
 
約41カラットもあります。
 
ドレステン・グリーンの市場価値はなんと200億以上だそうです。
 
ドイツのドレステンに200年も展示されていたのは、所有者が手放したくなかったからか
 
所有者が比較的変わらなかったことも、
 
ドレステン・グリーンの価値を高めた理由と考えられています。
 

5.03カラットのオーロラグリーンダイヤモンドのリング

 
2016年に開催されたクリスティーズのオークションにて、
 
日本円にて約17億8千万円で取引されたグリーンダイヤモンドがあります。
 
ピンクダイヤモンドのなかに5.03カラットのオーロラグリーンダイヤモンドが入ったリングです。
 
グリーンダイヤモンドのオークションのなかで最高価格となりました。

ダイヤモンドの高品質ブランド!

2022年06月28日 [ 宝石ブログ ]

ダイヤモンドの高品質ブランド!

 
ダイヤモンドのブランドは数多く存在します。
 
結婚や特別な贈り物としても使われるダイヤモンド。
 
どのブランドがいいのか?
 
今回は、世界的に認められているダイヤモンドブランドご紹介します。
 

世界三大カッターズブランド

 
カッターズブランドとは、ダイヤモンドの原石から自社でカットをおこなっている会社です。
 
通常のブランドは、ダイヤモンドカット専門の会社が
 
すでにカットしたダイヤモンドを使ってジュエリーを制作します。
 
カッターズブランドのなかでも、高い技術力を持ちカットの基準を定めるなどの
 
歴史ある3社を世界三大カッターズブランドと呼びます。
 

ラザールダイヤモンド

 
ラザールダイヤモンドでは、
 
虹色のディスパージョンと呼ばれる輝きを持つダイヤモンドを制作しています。
 
1903年に創業されたラザールダイヤモンドは、
 
当初ダイヤモンドの評価基準であった「重さ・色・透明度」の3Cに加えてカット(輝き)を追加し、
 
「4C」の評価基準を確立したことでも有名です。
 
また、ラザールダイヤモンドはカットの方法も確立しました。
 
それは、現在では主流の「ラウンドブリリアントカット」と呼ばれるカットです。
 
「ラウンドブリリアントカット」は、ダイヤモンドが最も輝く形状だと考えられていたにも関わらず、
 
以前は、細かく正確なカットは不可能だとされていました。
 

ロイヤル・アッシャー

 
ロイヤル・アッシャーでは、
 
白く透明感のあるブリリアンスと呼ばれるダイヤモンドを制作しています。
 
ロイヤル・アッシャーの輝きのコンセプトは「白く高貴な輝き」。
 
その透き通るような透明感と白さが特徴です。
 
1854年に創業したロイヤル・アッシャーは、
 
オランダにおいて業種につき1社しか与えられない特別な称号である「ロイヤル」を持っています。
 
数多くのダイヤモンドブランドのなかでも「ロイヤル」の称号を持つ会社はロイヤル・アッシャーのみです。
 
ロイヤル・アッシャーは、世界最大のダイヤモンド原石をカットしたことで、その功績が讃えられました。
 
イギリス王室から大粒のダイヤモンドのカットを依頼された際、すべて人の手で見事にカットを成功させました。
 

モニッケンダム

 
モニッケンダムも、白く透明感のあるブリリアンスと呼ばれる輝きのダイヤモンドを制作しています。
 
モニッケンダムの輝きのコンセプトは「ラグジュアリーホワイト」。白さと瑞々しい輝きが特徴です。
 
1890年に設立されたモニッケンダムは、
 
ダイヤモンドをより輝かせるための独自のカッティング技術を生み出しました。
 
光の輪のように見えることから「サークル・オブ・ラスター」と呼ばれる技術は、
 
多くのダイヤモンドブランドによって取り入れられています。
 
モニッケンダムはジュエリーのデザインも特徴的です。
 
イギリスの国花であるバラや紋章をモチーフにするなど、イギリスを連想させるデザインが多くあります。
 

世界で人気が高いジュエリーブランド

 
ダイヤモンドジュエリーを取り扱うブランドは多数ありますが、
 
そのなかでも人気が高い以下のブランド5社は「世界5大ジュエラー」と呼ばれています。
 

ティファニー

 
年代を問わず人気があるティファニーは、1837年にニューヨークで創業しました。
 
「ティファニー」というブランド名だけでも結婚指輪として選ぶ人も多いほど、
 
世界中の憧れのブランドです。
 
もちろんブランド名だけでなく、ダイヤモンドの品質は最高水準です。
 
また、ティファニーはジュエリー業界をリードするブランドの責任として、
 
人や環境に配慮されているかなどの取り組みもおこなっています。
 

カルティエ

 
高品質なジュエリーを取り扱うカルティエは、1847年にフランス・パリで創業しました。
 
こだわり抜いた宝石を使用し、ダイヤモンドにおいては独自の規格に基づき
 
最高級のダイヤモンドを選んでいます。
 
上品な美しさを演出するカルティエは、王室御用達の名門ジュエリーブランドとしても有名です。
 

ブルガリ

 
ブルガリは、1884年にイタリア・ローマで創業しました。
 
ブルガリの特徴は、大胆な色使いです。宝石の持つ色合いと美しさを、
 
独自の技術によって最大限に発揮させます。
 
アメシスト、トルマリンなどのカラーストーンに注目し、
 
色石といえばブルガリと呼ばれるようになりました。
 

ヴァンクリーフ&アーペル

 
女性らしい優雅なデザインが特徴的なヴァンクリーフ&アーペルは、
 
1906年にフランスで創業しました。
 
ヴァンクリーフ&アーペルは、ミステリーセッティングと呼ばれる
 
宝石を支える爪が目立たない技術を開発したことで有名です。
 
リボン、花、蝶など女性らしいモチーフを取り入れたデザインが多く、
 
ヴァンクリーフ&アーペルのジュエリーは、
 
カジュアルでもフォーマルでもさまざまなシーンで活躍します。
 

ハリーウィンストン

 
多くの著名人に選ばれているハリーウィンストンは1932年にニューヨークで創業しました。
 
ダイヤモンドの魅力を最大限に発揮するために尽力した創業者のハリー・ウィンストンは
 
「キング・オブ・ダイヤモンド」とも呼ばれています。
 
ハリー・ウィンストンが開発した独自の技術により、
 
素肌の上にダイヤモンドをあしらっているような「ウィンストニアン・スタイル」が有名です。
 

婚約指輪におすすめなブランド

 
どこのブランドで購入するべきか悩んでいる男性も多いと思います。
 
今回ご紹介した世界三大カッターズブランドと
 
世界5大ジュエラーは世界的に有名なブランドです。
 
どれも人気だけでなく、長い歴史と高い技術力を持っています。
 
婚約指輪として高品質なダイヤモンドリングをお探しの場合は、
 
上記のブランドから検討してみてはいかがでしょうか?
 

ロレックスが価格高騰する理由

2022年06月20日 [ ブランドブログ , 宝石ブログ ]

ロレックスが価格高騰する理由

 
ロレックスはなぜ高いの?
今後のロレックスの価格は?
 
ロレックスがなぜ世界中で人気があり、高い価格を維持し続けているのか。
 
下記にて詳しくご説明いたします。
 
 
・ロレックスとは
・ロレックスはなぜ価格が下がらない
・ロレックスの資産価値
・価値が下がることはあるのか
 

1.ロレックスとは

 
ロレックスというブランドについてご説明します。
 
ロレックスはスイスの時計ブランドとして世界で圧倒的な人気がありますが、
 
どんな特徴があるのでしょうか。
 

1-1.知名度が高い

 
ロレックスは、世界中で特に知名度が高いです。
 
「時計のことは詳しくないけど、ブランド名は知っている」
 
という方も多いのではないでしょうか。
 
なぜ抜群の知名度を誇るのかというと、高い技術力とブランド戦略にあります。
 
ロレックスは、主に下記の機能を発明しました。
 
 
防水機能のオイスターケース
自動巻きのパーペチュアル
自動日付変更のデイトジャスト
 
 
上記のような革新的な開発により、完全防水をはじめ時計として
 
実用性と機能を向上させ、ブランド地位を確立したのです。
 
高い技術力と不動のブランド地位を得て、
 
世界で最も有名な腕時計ブランドとなりました。
 

1-2.実用性が高い

 
ロレックスの時計は、各モデルの実用性が高いことでも有名です。
 
ロレックスの歴史をなぞると、どうして実用性が高いと有名になったのかが理解できます。
 
20世紀初期はまだ精度の高い腕時計がなかったため、日常で使用するには不便でした。
 
そこで、精度の高い時計をテーマに開発を始めたのがロレックスです。
 
開発のおかげで、ロレックスは腕時計として初めて、
 
クロノメーターの称号を獲得するにいたりました。
 
クロノメーターとは、スイス公認のクロノメーター協会による審査に合格した時計に
 
贈られる称号で、高精度と安全性が認められた証となります。
 
ロレックスは、他に類を見ない精度の高い時計を作り続けたことで、
 
ロレックスといえば、実用的で高性能な時計ブランドという
 
ブランドイメージが定着したのです。
 

1-3.各モデルによる差別化

 
ロレックスには様々なモデルが存在し、
 
どのモデルもテーマとターゲットが存在します。
 
以下のようなものです。
 
■エクスプローラー: 24時針を採用した冒険層向け
■ヨットマスター: ヨットやクルージングの層向け
■サブマリーナ: ダイバー層向け
■GMTマスター: パイロットや旅行好きの層向け
 
各シリーズによって、ターゲット層に合わせた特徴があります。
 
さまざまな層に支持されている事が、ロレックスの魅力が増している1つの要素です。
 

2.なぜ価値が下がらない

 
ロレックスはなぜ価値が下がらないのでしょうか。
 
主な要因を下記の3つに分けてご説明します。
 
■腕時計としての完成度
■ブランド力
■希少価値(需要<供給)
 

2-1.腕時計としての完成度

 
ロレックスは、腕時計としての完成度が高いため、価格が上がっていく要因となります。
 
デイトジャスト・オイスターケース・パーペチュアルという3つの技術を発明し、
 
完成度の高い完全防水時計として名を馳せました。
 
完成度を高めるには、開発コストが非常にかかります。
 
一般的に普及している時計が「使い捨て」を前提に
 
大量生産されるのに対し、ロレックスの時計は「一生使う」ことが前提のため、
 
職人による手作業で行われています。
 
よって、普通の時計よりも開発コストや生産コストがかかるため、
 
高価格となっているのです。
 
価格に見合ったの完成度を提供するロレックスの腕時計は非常に魅力的で、
 
価値が落ちない要因の1つとなっています。
 

2-2.中古市場での需要

 
中古市場での需要が高いことも、ロレックスの価値が落ちにくい要因です。
 
中古品でも需要が高い理由は、腕時計ブランドとして最先端の技術開発を怠らず、
 
常に完成度の高い製品を生産してきたところにあります。
 
ロレックスは今や世界で絶大な知名度を誇り、誰もが知る腕時計ブランドとなりました。
 
絶大な知名度と人気は、新品のみならず中古品にも影響を与えています。
 
普通は、中古品は新品に比べて価格が落ちますが、ロレックスは例外です。
 
ロレックスの場合、新品が入手困難なため中古品を購入する人が多くなり、
 
中古品の価格も高くなるという傾向があります。
 
中古市場での需要を高いことも、ロレックスの価値が下がらない要因です。
 

2-3.希少価値(需要>供給)

 
新品の販売量が少なく希少価値が高いことも、ロレックスの価値に影響しています。
 
ロレックスが欲しいと思っている人に対して新品の数が少ないため、
 
需要と供給が見合っていないのです。
 
市場での価格や価値は需要と供給のバランスによって決まります。
 
メーカーからの供給に対し、需要のほうが低ければ市場価値は下がり、
 
需要のほうが高ければ市場価値は高まります。
 
ロレックスは非常に人気ですが、需要に対して非常に供給量が不足しています。
 
そのため市場価値が高まり、特に人気のモデルは高価格化していくという流れです。
 

3.ロレックスの資産価値

 
昨今「高級時計投資」という言葉をニュース等でよく見かけます。
 
ロレックスは、新品よりも中古のほうが高くなることが多いため、
 
投資として「価値が上昇したタイミングで売却する」という
 
目的で新品を購入する人も増えています。
 
ロレックスの売買によって利益をあげられるため、
 
「ロレックス投資」という言葉が生まれました。
 
どうして、ロレックスは投資対象となるほど資産価値が高いのか。
 
今回は、主に下記3つをご説明いたします。
 
 
■流通量が少ない
■安売りされない
■需要が安定している
 

3-1.流通量が少ない

 
ロレックスの資産価値が高い理由として、「流通量の少なさ」です。
 
ロレックスは需要に対しての供給量が非常に少ない特徴があります。
 
中古での買取価格は、新品の販売価格ではなく需要と供給のバランスによる
 
「市場価格」によって決定されるので、人気なのに供給が少ないロレックスは
 
結果的に価値が上昇するということになります。
 
何年経っても人気が落ちないため、資産価値が下がらずにむしろ
 
上昇しているのが現状です。
 

3-2.安売りされない

 
安売りがないのも、資産価値が下がらない大きな要因です。
 
通常、安売りによって販売されることで商品の価値が下がってしまいます。
 
そのため、ロレックスは一切安売りを行いません。
 
また、訳あり品などの「アウトレット品」も存在しないんです。
 
逆に最近は、新品定価の値上げも繰り返しおこなわれており、
 
ロレックスの強気な姿勢も見てとれます。
 
一切安売りをせず、値上げをしても需要がなくならないことで、
 
高い資産価値を保っています。
 

3-3.需要が安定している

 
ロレックスの腕時計は需要が常に安定していることも、価値の上昇に関係しています。
 
需要が減れば、在庫処分をはじめ様々な手段を尽くしますが、
 
このような方法は商品価値を下げます。
 
一方で、ロレックスは需要が安定しているので、
 
価値を下げずとも買い手がつくので、価格が下がらないというわけです。
 

4.価値が下がることはあるのか

 
ロレックスの価値の高さについて解説してきましたが、
 
今後価値は下がることがあるのしょうか。
 
結論からいうと、「多少下がることはあっても長く見ていけば上がり続けるでしょう。
 
過去にも下がったことはありますが、世界経済の影響をはじめとした社会的なものです。
 
世界経済の影響で価格は下がるものの、ロレックスというブランド自体の価値は落ちないので、
 
経済が落ち着けば、安定また上昇していきます。
 
以上、ロレックスが今まで築き上げた地位と実績を持ってすれば、
 
今後も価値が落ちることは無いといえるでしょう。

ファンシーカラーダイヤモンドについて

2022年06月15日 [ 宝石ブログ ]

ファンシーカラーダイヤモンドについて

 
ファンシーカラーダイヤモンドとは、天然のカラーダイヤモンドの中でも
 
非常に透明度が高く、発色が美しいダイヤモンドのことです。
 
ダイヤモンドに色がつく原因は
 
 
・不純物の作用
・原子の増減による作用
・圧力による作用
 
 
などが一般にあげられます。
 
例えば、ブルーダイヤモンドはホウ素原子を含んだことが原因ですし、
 
グリーンダイヤモンドは炭素原子を1個分失ったことが原因です。
 
中にはレッドダイヤモンドのように発色する原因がわからないものもあります。
 
ファンシーカラーダイヤモンドは、 全ダイヤのわずか0.015%程度しか産出されません。
 
薄く色づいているカラーダイヤモンドは割と多く産出されますが、
 
色が鮮やかで濃く発色しているものは大変珍しいです。
 
特にレッド・ピンク・ブルーのファンシーカラーダイヤモンドは非常に貴重で、
 
宝石収集家や業界の人でも滅多に見ることないとてもレアなダイヤモンドです。
 

ファンシーカラーダイヤモンドの価格?

 
ファンシーカラーダイヤモンドの価格は、透明度、色味、色の鮮やかさで決まります。
 
特に色の影響が大きく、希少性の高いレッド・ピンク・ブルーの
 
ファンシーカラーダイヤモンドは、1カラット数千万~数億円で売買されることもあります。
 
カラーダイヤモンドにもグレードがあり、
 
発色が綺麗で濃いものは「ファンシービビッド Fancy Vivid 」と評され価格が高くなります。
 
反対に色が薄くなるほど価格は低くなります。
 

ファンシーカラーダイヤモンドの色の種類

 
ファンシーカラーダイヤモンドは、様々な色がありますが
 
概ね次の12色に分類されています。
 
 
1.レッド
2.ブルー
3.ピンク
4.パープル
5.バイオレット
6.グリーン
7.イエロー
8.オレンジ
9.ホワイト
10.ブラウン
11.グレー
12.ブラック
 
 
上記のうち1~8まではGIA(米国宝石学会)のカラーチャートに含まれます。
 
では、その他の色は価値が低いのかというとそうではありません。
 
例えば、ブラックダイヤモンドは「工業用ダイヤ」のイメージがありますが、
 
近年は、ネックレスなどのジュエリーに用いられ男女問わず人気があります。
 
同じくブラウンダイヤモンドも工業用として産出されていましたが、
 
「コニャックダイヤモンド」「チョコレートダイヤモンド」など、
 
多くの著名人が愛用しています。
 
カラーダイヤモンドは、
 
 
・ナチュラルダイヤモンド(天然)
・トリートメントダイヤモンド(人工)
 
 
の2種類に分けられます。
 
ナチュラルダイヤモンドは、天然のダイヤモンドのことです。
 
ファンシーカラーダイヤモンドは天然ダイヤモンドになります。
 
もう一方、トリートメントダイヤモンドは人工的に着色したもののことをいいます。
 
天然のファンシーカラーダイヤモンドはとても希少なため値段も高額ですが、
 
トリートメントダイヤモンドは安価で入手できます。
 

天然と人工を見分けるには?

 
天然のファンシーカラーダイヤモンドと、人工着色のカラーダイヤモンドを見分けるには
 
鑑定書を確認することが一般的な方法です。
 
鑑定書の「color origin 色の起源 」欄に、天然か人為的なものであるかの
 
記載があるので確認してみましょう。
 
鑑定書の発行機関は
 
 
GIA(米国宝石学会)
CGL(中央宝石研究所)
 
 
などの知名度の高い機関であるものが望ましいです。
 
鑑定書以外での見分け方ですが、専門家ではないと困難です。
 
グリーンダイヤモンドなどは、ダイヤモンドに放射線を照射することで
 
人工的に着色できますが、天然との見分け方は専門家でも難しいほどです。
 
専門家以外は、公的機関の鑑定書に頼ることをお勧めします。
 
ダイヤモンド、色石、宝石の買取は、リサイクルマート田川店R201
 
ご不要になった金・貴金属・ダイヤモンド・色石・ジュエリーなどの売却を
 
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金相場の仕組み!

2022年05月30日 [ 宝石ブログ ]

金相場の仕組み!

 
「金相場の仕組みはどうなっちるのだろう…」
 
このような疑問をお持ちではありませんか?
 
ジュエリーや投資対象として人気があり、世界中で常に取引されている金。
 
その相場は毎日上がったり下がったりを繰り返しています。
 
金の売買で損をするリスクを減らすには、金相場の仕組みについて理解しておくことが大切です。
 
「金相場が決まる仕組み」や「金相場を動かす要因」について解説致します。
 

1.金相場はどう決まる?

 
金相場は、市場における需要と供給のバランスに左右されます。
 
 
■「金を買いたい」人が増えると → 金相場は上昇する
■「金を売りたい」人が増えると → 金相場は下落する
 
 
金以外の商品でもそうですが、欲しい人が多くて「高くても買いたい」と
 
思う人が多いなら価格も上がりますよね。
 

1-1.金相場が決まる仕組み

 
金は世界中で取引されており、ロンドン、ニューヨーク、チューリッヒ、
 
香港・シンガポール、日本、シドニーといった市場で取引が行われています。
 
このなかで金の現物価格の指標となる価格を決めているのが、ロンドンの金市場です。
 
毎営業日の午前10時半と午前3時(現地時間)の2回、5大貴金属商により、値決めが行われています。
 
このロンドン市場の価格をもとに、各地の市場で現物の金価格が決められていくわけです。
 
一方で先物取引(将来の売買を、現時点で取り決めた価格で行うことを約束する取引)の相場に関しては、
 
ニューヨーク市場の価格が指標となります。
 
金は国際的に米ドル建てで取引されています。
 

1-2.日本での金価格は最終的に「ドル円為替相場」で決まる

 
日本における金相場も、世界の金相場(ロンドン・ニューヨーク市場の取引価格)と連動しています。
 
ただし、日本には日本ならではの相場決定要因があります。
 
それが「ドル円為替相場」です。
 
なぜなら、国際的にはドル建てで金が取引されるのに対し、
 
日本国内では「円建て」で金が取引されるからです。
 
たとえば、金を売却したい場合、同じ質・量の金でも
 
以下のように為替によって得られる金額が変わってきます。
 
 
1ドル100円のときに10,000円で売却可能な金
 
1ドル90円(円高)時の買取価格・・・9,000円
1ドル110円(円安)時の買取価格・・・11,000円
 
 
売却したいなら、円安時のほうがお得というわけです。
 
 
円安 → 金を売るとお得
円高 → 金を買うとお得
 
 
日本国内の店頭価格は、ドル価格から1グラムあたりの円の価格に換算されています。
 

2.金相場を動かす要因

 
先の章で、金相場には需要と供給のバランスが影響すると述べました。
 
この章では、需要が変動する際の代表的な要因を3つご紹介します。
 
 
世界情勢
インフレの懸念
金利変動
 
 
これらの状況をチェックしておくことである程度、金相場に対して予測ができます。
 

2-1.世界情勢

 
金相場は世界情勢の影響をダイレクトに受けます。
 
たとえば、テロや戦争、財政危機やパンデミックなどで世界情勢が不安定になり、
 
先行きが見えなくなると、金相場は上昇します。
 
投資家たちが株式のようなリスクの高い商品への投資を避け、
 
価値が消えない「現物資産」の金を求めるからです。
 
実際、ロシアのウクライナ侵攻によっても金が高騰しました。
 
逆に政治・経済の不安が解消されれば、金相場は下がる傾向にあります。
 
このように「不安」を反映し、相場が変動するのが金の特徴です。
 

2-2.インフレの懸念

 
インフレが懸念される状況では、金相場も上がる傾向があります。
 
インフレとは、物価が上がり続ける状況のことです。
 
物価が上がると、それまで10,000円で買えていたものが、
 
11,000円、12,000円と値上がりしていくわけなので、
 
モノに対するお金の価値が相対的に下がっていきます。
 
金も他の商品と同じように、インフレになると価格が上がります。
 
インフレが懸念される状況では、自分の資産を「貨幣」ではなく「金」として
 
所有しておくほうが資産が減るリスクを回避できるわけです。
 
結果として、金を求める人が増え、金相場も上昇します。
 

2-3.金利変動

 
金利の引き上げや引き下げも、金相場に影響する要因の一つです。
 
金利とは、簡単にいえば、お金を貸し借りする際の手数料のことです。
 
金利が高いときに銀行にお金を預けると、預けているだけで多くの金利が付きます。
 
しかし「金」には金利がつかないので、所有しているだけで資産を増やすことはできません。
 
そのため、金利が上がる局面では金を求める人が減り、相場が下がります。
 
反対に金利が下がれば、お金を所有する魅力も減るので、金相場は上昇する傾向があります。
 
なお、金は国際的に米ドルで取引されているため、
 
日本だけでなくアメリカの金利が金相場に影響しやすいです。
 
金相場は上記3つの要因以外にも、あらゆる要因が複合的に影響して上下します。
 
ニュースやチャートの動きを見ながら相場を予測しましょう。
 

3.最後に

 
日本における金の相場は、ロンドンやニューヨークといった海外市場の取引価格と、
 
ドル円為替相場により決定します。
 
金は現物資産として人気があり、基本的には世界情勢が悪化するなど、
 
通貨や株などへの信頼が揺らいでいる状況で求める人が増え、相場が上がります。
 
このような金の特徴を押さえて、賢く売買のタイミングを見極めましょう。
 
ご不要になったブランド品・金・貴金属・ジュエリーなどの売却を
 
ご検討の方はぜひ リサイクルマート田川店R201 まで。

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