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コラム：プラチナが高騰中！鑑定士がその理由を考察します！
プラチナが高騰中！再評価の兆し？
ここ最近、プラチナの価格が
異常なほど高騰しています！
※2025年5月下旬から急激に
値を上げています！
（チャートはドル建て）
プラチナといえばブライダル
ジュエリーの定番素材であり
金よりも高価というイメージを
持っている方も多いでしょう。
しかし、そうしたイメージは
遠い過去のものです。
金は連日のように過去最高額を
更新し続けている一方で、
プラチナは2008年3月に最高額を
更新して以来、徐々に値を下げて
低空飛行を続けてきました。
この2か月の間に一体、
何があったのでしょうか？
このコラムにおいて考察を
したいと思います。
考察１：金の高騰が止まらないため、相対的に安価になったプラチナが注目されるようになった
日々の買取現場で実感していますが
ここ最近の金相場は異常なほど
高くなっています。
プラチナが過去最高額を更新した
2008年3月時点の金の価格は
プラチナの半分以下しか
ありませんでした。
2008年3月8日 プラチナ：7,640円/g
金：3,200円/g
2025年6月27日 プラチナ：7,153円g
金：16,859円/g
※消費税率2008年は５％、2025年は10％を含む
金があまりにも高すぎるため
同じ現物資産であるプラチナを
安く感じるようになり、
買う意欲が強まったことが
予想されます。
考察２：世界的にエンジン車からEV（電気で走る自動車）へ移行するという機運が弱まった
プラチナやその仲間である
パラジウムは自動車の排気ガスに
含まれる有害物質を取り除く触媒に
使われています。
数年前、世界の自動車メーカーは
”脱・炭素”を掲げ、続々とEVへの
参入を発表しました。
理論上は
”排気ガスが出ない＝触媒は不要”
ということになりますが、
EV自体の製造コストや給電する
インフラ面の設置が追い付かず
まだ世間に普及していないのが
現状です。
こうして工業製品という側面を持つ
プラチナに今後の可能性を感じた
人々が増えたことが予想されます。
プラチナ相場はまだ上がる？まだ売らない方がいい？
未来のことを正確に予想することは
不可能です。
そのため、こうしたご質問に
答えることはできません。
相場を決めるのは
”需要”と”供給”です。
実際の希少性ではなく、
どれだけ多くの人間がその品物を
”欲しい！”と感じるのかで決まります。
コロナ禍初期におけるマスクの
異常高騰がいい例でしょう。
”売り時とは現金を使う時”です。
そしてそれはあなた自身にしか
判断できません。
プラチナ相場があがったから売る、
のではなく現金を使うタイミングを
しっかりと見極めてください。
そして今が売り時だ！と判断した際は
ぜひ当店の査定をお試しください。
リサイクルマートMEGAドン・キホーテ桐生店
（運営会社：有限会社オモイヲ）
代表取締役 柏原 英幸
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