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【エルメス買取ブログ】廃盤素材「ヴィブラート」のバーキン35をお買取り!

静岡市、清水、葵区、駿河区の皆さんこんにちは!

【リサイクルマート静岡パルシェ店】です。

パルシェ地下1階西側エスカレーター前

買取商品「【エルメス買取ブログ】廃盤素材「ヴィブラート」のバーキン35をお買取!」について

ブランド名:エルメス(Hermès)
モデル名:バーキン35
素材:ヴィブラート×ボックスカーフ
金具色:ゴールド金具
付属品:鍵(カデナ・クロシェット)、保存袋、レインカバー(サイズ適合)
本日は、長年当店をご愛顧いただいている大切なリピーター様より、特別な逸品をお譲りいただきました。エルメス(HERMES)のアイコンであり、世界中のセレブリティが憧れ続けるハンドバッグ「バーキン35(Birkin35)」です。
エルメスの代名詞である「バーキン」は、収納力と実用性、そして計算し尽くされた美しいフォルムを兼ね備えた、バッグの最高峰です。その中でも「35サイズ(横幅35cm)」は、ビジネスシーンから1泊2日の小旅行までマルチに活躍する、非常に使い勝手の良いサイズとして長年愛されています。
今回のお品物は、バッグのフラップ(蓋)やハンドル、マチ部分に滑らかで上品な光沢を放つ最高級牛革「ボックスカーフ」を使用し、ボディの前面・背面を華やかな「ヴィブラート」で仕立てた、大変ラグジュアリーなコンビネーションモデルです。ゴールド金具との組み合わせが、ヴィブラートの美しいグラデーションをより一層引き立てています。

今回の査定ポイント

現在は廃盤の個性的なデザインのヴィブラートについて・お持ち込み商品状態について詳しくご紹介します。

①職人技の結晶!廃盤素材「ヴィブラート」とは?

エルメスの数ある素材(レザーラインナップ)の中でも、圧倒的な個性を放ち、現在では入手困難となっているのがこの「ヴィブラート(Vibrato)」です。
① ヴィブラートの製造方法と驚異の職人技
ヴィブラートは、一見すると「織物(テキスタイル)」や「キャンバス生地」のように見えるかもしれません。しかし実はこれ、「すべて山羊革(シェーブル)」で作られているのです。
その製造工程は、気が遠くなるほどの時間と緻密な技術を要します。

1.美しく様々な色に染色された薄い山羊革を、何層にも、何十層にも重ね合わせます。

2.重ね合わせた革を、特殊な接着技術で寸分の狂いもなく貼り合わせます。

3.完全に密着した積層革を、縦方向にスパッと裁断します。

4.その「裁断された断面(横縞模様)」をバッグの表面として使用します。

つまり、私たちが目にしている美しいボーダー柄は、プリントでも織物でもなく、革の断面の積層美そのものなのです。さらに、数センチごとに裁断した断面を交互に組み合わせてモザイク状に仕上げた「ヴィブラート・スニップ」という派生素材も存在するなど、エルメスの革職人の限界に挑んだ技法として知られています。
② なぜヴィブラートは「廃盤」になったのか?
これほどまでに美しく、芸術品とも言えるヴィブラートですが、現在は惜しまれつつも廃盤(生産終了)となっています。
理由は明確で、「製造コストと時間がかかりすぎるため」、そして「この技術を完璧にこなせる熟練の職人が極めて少なくなったため」と言われています。
エルメスはクオリティに対して絶対的な妥協を許さないブランドです。納得のいくヴィブラートを安定して生産することが困難になったため、惜しまれつつもラインナップから消えることとなりました。
③ 中古市場における現在の価値
生産が終了したということは、世界中のエルメスブティックに足を運んでも、二度と新品で購入することはできないということを意味します。そのため、ヴィブラートは現在、「ヴィンテージ・エルメス」「コレクターズアイテム」として他人と被らないバーキンを探しているファッショニスタやコレクターからの人気が高いハンドバッグです。

②愛用されたバーキンの商品状態と評価

今回お持ち込みいただいたバーキン35は、お客様が本当に気に入って日常的に愛用されていたバッグでした。そのため、査定の際にはいくつかの使用感(ダメージ)が見受けられました。ここでは、査定スタッフが実際にチェックしたポイントと、それぞれの評価への影響を詳しく解説します。
① 下側の角擦れ(コーナーのスレ)
バッグを床や机に置いた際、最も摩擦が起きやすいのが底面の4つの角(コーナー)です。今回のお品物にも、下側の角擦れが見られました。
・査定士の目線:角擦れは日常使いで必ず発生する経年変化の一つです。パイピング(芯材)が飛び出してしまっているような重度の破損でなければ、大幅な減額にはなりません。今回の擦れは表面の軽微な退色に留まっていたため、十分にメンテナンスで修復可能な範囲として評価いたしました。
② シミ・汚れ
バッグの表面にシミが見受けられました。

・査定士の目線:ボックスカーフ部分のシミや、内側のペン跡・化粧品によるシミは査定に影響します。ヴィブラート部分に関しては、何色もの革の断面が複雑に重なり合っている構造上、「汚れやシミが目立ちにくい」という大きなメリットがあります。これもヴィブラートが実用性に優れていると言われる理由の一つです。

③ 持ち手(ハンドル)の薄い変色・黒ずみ
直接手で握るハンドル部分は、手の脂や汗、ハンドクリームなどの影響で、どうしても色が濃くなったり変色したりしやすいパーツです。

・査定士の目線:ハンドルの変色は、バーキンを愛用されてきた証とも言えます。近年では、ハンドルに「ツイリー(細長いシルクスカーフ)」を巻き付けて使うスタイルが定番化しているため、多少の変色があっても「ツイリーを巻けば隠せるから気にしない」という中古買い手の方が多いです。そのため、今回のような薄い変色程度であれば買取価格へのダメージは最小限に抑えることができます。

④ フラップ(蓋)に付いた持ち手のコバ跡
バーキン特有のダメージとして多いのが、フラップを閉じた際に、ハンドルの側面(コバ処理された部分)がフラップの革に押し付けられ、跡(凹みや線)が付いてしまう現象です。

・査定士の目線:これはバーキンの構造上、使用していれば自然と付いてしまう「押し跡」です。今回のバッグは保管期間あった為、押し跡ではなく持ち手部分のコバの跡が付いてしまったように見えます。荷物の出し入れをしやすくするためにフラップを内側に入れ込んだ場合に縦線が目立ってしまうため減額となります。

⑤付属品の有無
ブランド品の買取において、最も金額を左右する要素の一つが「付属品の有無」です。特にエルメスのバッグに関しては、付属品が揃っているかどうかで、査定額が数万円万円も変わることがあります。
今回お持ち込みいただいたお品物には、以下の重要な付属品が完璧に揃っていました。
■ サイズの合った「レインカバー(レインプロテクション)」
エルメスのバーキンやケリーを購入すると、雨の日でも大切なレザーを水濡れから守るための専用の「レインカバー」が付属します。

・レインカバーの重要性:エルメスの高級レザー(特に今回使用されているボックスカーフ)は、水分を非常に嫌います。万が一雨に濡れてしまうと、水膨れやシミの原因になり、一瞬でバッグの価値を下げてしまいます。

・査定への影響:今回は、バーキン35のサイズにしっかりと適合するレインカバーが付属していました。中古でバーキンを購入される方にとって、「雨の日でも安心して使える準備が整っている」というのは非常に大きな購入動機になります。そのため、レインカバーが残っていることは、査定額をプラスする強力な武器となりました。

■カギ(カデナ・キー2本・クロシェット)
バーキンの象徴である南京錠(カデナ)と、それを収納する革製のケース(クロシェット)、そしてカギ2本です。

・査定への影響:これらはバーキンのデザインの一部を構成するパーツです。もしカデナやクロシェットが紛失している場合、バッグとしての美しさが損なわれてしまうため、数万円の減額が避けられません。今回はすべて綺麗に揃っており、カデナ(南京錠)もしっかりと可動する状態でしたので、満額での評価となりました。

 ■保存袋
エルメス特有の、しっかりとした厚みのあるロゴ入り保存袋です。

・査定への影響:ヴィンテージのバーキンの場合、保存袋を紛失しているケースがあります。今回のようにバッグとレインカバー用の保存袋が綺麗な状態で残っていたことは、コレクション価値を高める要素として、しっかりとプラス評価させていただきました。

【総評】愛着を持って使われたバッグは美しい
傷や汚れの有無を機械的に引くだけが査定ではありません。今回のお品物は、角擦れや変色こそあれど、型崩れが少なく、型崩れ防止の詰め物をして保管されていた形跡があり、レザー全体のハリが保たれていました。
持ち主様がバッグに敬意を払い、愛着を持って使われていたことが査定士にもしっかりと伝わってきました。このような「大切に扱われてきた形跡」は、次のオーナー様への安心感にも繋がります。

③35は大きすぎる?ニーズはどうなの?

「最近はミニバッグ(バーキン25や30)ばかりが人気で、大きめの35サイズは高く売れないのでは?」と思われている方もいらっしゃるかもしれません。
確かに一時期、ミニマリズムの流行やキャッシュレス化に伴い、25サイズに人気が集中し、35サイズの相場が相対的に落ち着いていた時期がありました。現在の買取市場において、バーキン35のニーズはどのように変化しているのでしょうか。
① 世界的なトラベル需要の復活とライフスタイルの変化
出張や旅行、リゾート地への移動など、グローバルに移動する機会が劇的に増えた昨今、「荷物がしっかりと入り、ステータス性も満たせる最高峰のトラベルバッグ」としてのバーキン35の需要が世界中で再燃しています。ノートPCやタブレット、ポーチなどを余裕で収納できる実用性が再評価されているのです。
② 男性(メンズ)のエルメス需要の爆発的増加
現在、メンズファッションにおいてバーキンをコーディネートに取り入れる男性が急増しています。男性の体格に最もマッチするのがこの「35サイズ」や「40サイズ」であり、特にブラックやブラウンは、男性が持っても非常にスタイリッシュで格好良く決まります。顧客層が女性だけでなく男性にまで拡大したことで、35サイズの市場価値は以前よりも遥かに高くなっています。
③ エルメス全体の国内定価・世界相場の上昇
エルメスは近年、原材料費の高騰や職人の人件費上昇に伴い、定期的な価格改定(値上げ)を行っています。新品の定価が上がれば下がるほど、中古市場の相場もそれに引っ張られる形で底上げされます。

まとめ

今回お買取りさせていただいた「バーキン35 ヴィブラート」は、角擦れや持ち手の変色といった使用感こそありましたが、それ以上に「現在では手に入らない廃盤素材であること」「人気のゴールド金具であること」「付属品が完備していること」、そして何よりも「前オーナー様が大切に愛用されてきたというベースコンディション」を総合的に高く評価し、お引き取りさせていただきました。
お客様がバッグを手放される理由は十人十色です。
「ライフステージが変わって、使う機会が減ってしまった」
「重く感じるようになって、クローゼットに眠ったままになっている」
「次の新しいバッグを買い替えるための資金にしたい」
どのような理由であっても、私たちはそのバッグが歩んできた歴史や、お客様の「お気に入りだった」という想いを丁寧に汲み取り、ただのモノとしてではなく、価値ある財産として査定いたします。
エルメスのバーキンやケリーは、傷があっても、汚れがあっても、何年前のものであっても、その価値が失われない世界一のバッグです。もし、あなたのご自宅にも眠っているエルメスのお品物がございましたら、ぜひ一度、当店の無料査定にお持ち込みください。
皆様のご来店を、スタッフ一同、心より温かくお待ちしております。
私たち査定士は、様々な状態のお品物を数多く見てきておりますので、ぜひ安心してお持ち込みください。あなたの大切にしていたバッグを、次に必要としている世界中の誰かへと繋ぐお手伝いをさせていただきますので、お気軽にリサイクルマート静岡パルシェ店をご利用ください。
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