買取実績

【大判】万延大判金レプリカをお買取りさせて頂きました。

2022年11月29日 [ 古美術品・ブランド食器 ]

商品名
【大判】万延大判金レプリカ
買取金額
¥227300

【大判】万延大判金レプリカをお買取りさせて頂きました。

【大判】とは、広義には16世紀以降日本において生産された延金(のしきん/のべきん:槌やローラーで

薄く広げた金塊)の内、楕円形で大型のものを大判と言います。小判が単に金と呼ばれるのに対し

【大判】は特に黄金と呼ばれ【大判金】(おおばんきん)とも言われています。

金貨として規格化されたものは天正16年、豊臣秀吉の命で後藤四郎兵衛家(京金工)が製造したのが始まりとされています。

以後時の権力者の命により文久2年まで後藤家が製造し続けたそうです。量目(質量)は万延年間以降に製造されたものを除き

京目10両(約165g)と一貫していた計数貨幣であったが、その後は品位(純金含有量)が時代により変化した為

秤量貨幣の性質を帯びた。幣価は金一枚であり小判の通貨単位、両とは異なり小判との

交換比率はじゅ純金量を参考に【大判】相場が決められた(江戸時代の一時期のみは公定価格が存在した。)

古来砂金は大口取引に用いられてきましたが戦国時代に入り金山の開発が活発になると金屋(かねや)といった

両替商兼金細工細工師がとうじょ登場するようになり、ねり練金(ねりきん)あるいは竹流金(たけながしきん)

といった金塊を槌で叩き伸ばし内部まで金で出来ている事を証明する、判金(ばんきん)が登場しました。

この判とは品位および量目を保証する墨書(ぼくしょ/すみがき)および極印(ごくいん)を意味します。

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【大判の種類】

無銘大板金:16世紀後半、規格化される以前の大判

天正大判金:天正16年~慶長17年

天正菱大判金:表に菱形の桐刻印があり、多くのものは埋め金により量目調整されています。

大仏大判:豊臣秀頼が京都方広寺大仏および大仏殿再建の為に造らせたと言われています。

慶長大判金:慶長期~延宝期

慶長笹書大判金:墨書きの花押が笹の葉の様な形に見え五代後藤徳乗の弟、長乗の書である。

        慶長大判金のうち最初期のタイプとも考えられています。

明暦大判:明暦の大火以降、焼損金銀にて江戸城内で製造されたとされています。

     品位が他の慶長大判より低いとされています。

元禄大判金:元禄8年~享保元年 裏面に「元」の字の極印(年紀銘刻印)があります。

享保大判金:享保10年~天保8年 1枚を7両2分とする公定価格が設定されました。

天保大判金:天保9年~万延元年 享保大判金とよく似ていますが品位が僅かに低い。

万延大判金:万延元年~文久2年 量目約112g。表面が「たがね打ち」のものと「のし目打ち」があります。

 

【今回は万延大判金のレプリカ】

貴重なお品の可能性もございましたので、お客様ご了解のもと一旦お預かりし

X線検査、成分検査等行い本物なのかレプリカなのかお調べさせて頂きました。

検査の結果レプリカと判明。ですが8金の成分でしたので当日の金相場×重さにてお買取りさせて頂きました。

お買取り金額は【227300円】となりました。

レプリカでしたのでこの金額での、お買取りとなりましたが本物だとしたら

状態によりますが百万~数百万でのお買取りもありそうです。

ご自宅で眠っている【大判】【小判】があればご持参くださ下さい。

価値を知る為だけでも楽しいと思います!

 

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