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SUNTORY ROYAL(サントリーローヤル)60年ラベル 未開栓をお買取りしました|買取価格600円

今回は、国産ウイスキーの中でも長い歴史を誇る サントリー ローヤル(SUNTORY ROYAL)、その中でも「60年ラベル」のボトルを未開栓の状態でお買取りさせていただきました。
今回の査定額は 600円。一見すると控えめな価格に思えるかもしれませんが、実はこれには現在の国産ウイスキー市場や流通事情、そして保管環境の影響が深く関係しています。
本記事では、サントリーローヤルの歴史や「60年ラベル」の特徴、中古市場での需要、なぜ未開栓でも600円という買取価格になったのか、さらに高く売るためのポイントまで詳しく解説していきます。
1. サントリーローヤルとは?
サントリーローヤルは、サントリー創業90周年を記念して1960年に発売されたブレンデッドウイスキーです。ブレンダーは「日本のウイスキーの父」と呼ばれる鳥井信治郎の後継者であり、名ブレンダーとして知られる鳥井吉太郎(後の佐治敬三の時代にも引き継がれた)によって生み出されました。
ローヤルの大きな特徴は、サントリーの代表的な蒸留所である 山崎・白州・知多 の原酒を絶妙にブレンドしていることです。スムースで上品な飲み口と、柔らかい甘みが特徴で、1960年代から長く愛されてきました。
発売当初は「高級ウイスキー」として位置づけられ、当時の接待や贈答品の定番として知られていました。そのため、今でもご自宅の飾り棚や押し入れからローヤルが出てくる、というケースが非常に多いのです。
2. 「60年ラベル」とは?
ローヤルは時代ごとにデザインが変更されてきました。その中で「60年ラベル」と呼ばれるのは、1960年代にかけて使用されていた比較的古いラベルのことを指します。
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ボトル形状:スクエアに近いクラシカルなデザイン
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ラベル:シンプルながらも金色の装飾が特徴的
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時代背景:高度経済成長期の接待文化とともに普及
現在市場に多いのは70年代〜90年代流通のローヤルで、「60年ラベル」はやや古い世代のものになります。希少性はあるものの、保存状態や流通の多さによってプレミア価格がつきにくいのが現状です。
3. 今回の査定結果:未開栓で600円
今回の査定額は 600円。未開栓のウイスキーでありながら、この金額に落ち着いた理由を整理すると以下の通りです。
3-1. ローヤルは流通量が非常に多い
サントリーローヤルは発売から現在までに膨大な本数が製造・流通しました。ご家庭に眠っているケースも多く、中古市場では供給過多の状態となっています。
3-2. 古いボトルは品質リスクがある
未開栓であっても、長期保管による 液面低下(中身が蒸発して減っている) や キャップ劣化による風味変化 が査定額に影響します。特に「60年ラベル」のような古い世代のものは、保存状態がシビアに問われます。
3-3. 現行ローヤルとの差別化が難しい
現在も「サントリーローヤル」は生産され続けており、定価3,000〜4,000円程度で購入可能です。そのため、わざわざ中古市場で古いボトルを高値で買う理由が限定的なのです。
4. サントリーローヤルの中古市場動向(2025年現在)
2025年現在の相場感は以下のようになっています。
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現行ローヤル(新品):3,000〜4,000円
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70〜90年代流通 未開栓品:500〜1,500円
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60年ラベル(初期ラベル):500〜2,000円
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限定ボトル・記念ラベル:3,000〜10,000円以上
今回の「600円」という査定額は、60年ラベルの相場から見ても妥当なラインです。
5. ローヤルを高く売るには?
サントリーローヤルは基本的に高額買取になりにくいお酒ですが、次のような条件を満たすと価格がアップする可能性があります。
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液面が高い(減っていない)こと
液面低下がないほど、保存状態が良いと判断されます。 -
外箱や化粧箱が残っている
ギフト用に販売されたローヤルには専用箱があり、残っていれば査定額アップ。 -
限定ボトル・特別ラベル
干支ボトルや記念ボトルなどは希少価値が高く、高額査定の可能性があります。 -
まとめ売り
ローヤルだけでなく、サントリーオールドや響、山崎などと一緒に査定すると評価が上がるケースがあります。
6. 他の国産ウイスキーとの比較
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山崎・白州 → 数万円になることもある人気銘柄
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響 → 年数表記ありは特に高額
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オールド・ローヤル → 大量流通により低価格安定
つまり、サントリーローヤルは「家庭で眠っているウイスキー代表」ともいえる存在。資産的価値は限定的ですが、処分するには最適なタイミングだといえます。
7. まとめ
今回お買取りしたのは、SUNTORY ROYAL(サントリーローヤル) 60年ラベル 未開栓。査定額は 600円 となりました。
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流通量が非常に多い
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古いボトルは保存リスクがある
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現行品との差別化が難しい
といった要因により高額にはなりませんでしたが、未開栓であれば確実にお値段はつきます。ご家庭で眠っているサントリーローヤルがあれば、早めの査定をおすすめいたします。
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