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ブランド品だけじゃない?フリマサイトで急増する偽物・コピー品に注意!

 
昨今、コロナ禍の巣ごもり需要や、リサイクル品の価値が見直され始めています。
10年前はおよそ1兆3000億円程だったリユース市場規模は、2022年には3兆円規模と推定され、
特に、CtoC(フリマアプリやオークションサイトなどの個人間取引)は前年比14.7%増と急成長しているようです。
 
そこで、注意したいのが、模造品や、コピー品などと呼ばれる、いわゆる「偽物」です。
トラブルを回避するために、ブランド品はネットでは買わないという人も多いかもしれませんが、
実は”偽物”はブランド品だけに限られる時代ではなくなってきています。
 
まだ、こうした偽物は、ごく一部にとどまっていますが、今後増える可能性もありますので、
今回は、様々なジャンルの商材を取り扱う、買取専門店の目線から偽物について解説させて頂きます。
 
 
こちらの記事では、以下の内容について解説します。
 
そもそも偽物はどうして作られるのか
ブランド品だけじゃない!驚くような偽物のケース
偽物を購入しない為に気を付けたい事

なぜ、偽物が作られるのか

ブランド品をはじめとする、高額品の偽物が、なぜ作られてしまうのか。
それは、”安価で買いたい”という需要があるからです。
一流のブランド品や、高額品は、デザインや、性能、使い勝手などを追求し、
その結果として高い価値を誇る製品として世に生み出しているわけですが、
そういった製品を欲しい人々の中には、一定数、偽物でもいいから安く買いたい”という人もいらっしゃいます。
そうした背景から、海外で製造された安価で質の悪い偽物が、大量に流通し、
それを求める購入者も多いため、なかなか排除することが出来ないという状況です。

ブランド品だけじゃない!驚くような偽物のケース

偽物と言えば、真っ先に思い浮かぶのは、やはり、ブランド品や高級時計などだと思います。
しかし、最近は、それ以外の偽物も増えてきており、そういったものをつかまされてしまうリスクも高まっています。
 
金券・商品券
色々なお店で使う事の出来る金券、商品券は、換金性が非常に高く、また、偽札を製造するよりも難易度が低いことから、模造品が流通しています。
過去には、JCBギフトカード(5000円)の模造品が大量に流通したため、一部買取店舗では、いまだに買取を中止する対応を余儀なくされているようです。
※当店ではしっかりとした真贋情報を保有しておりますので、買取可能です。安心してお持ちください。
貴金属製品(金のアクセサリー等)
こちらも、商品券同様、換金性が高いため、コピー品が流通しています。特に、10年以上前に
国外(多くはアジア諸国)で購入したアクセサリー類には、偽物が紛れている事が珍しくありません。
 
 
 
Apple製品
昨今のデジタル化で国内でも高いシェアを誇るアップル製品にも、コピー品が出始めています。
特に、比較的容易にコピー品を製造できるワイヤレスイヤホン(AirPods)などの偽物情報が今年に入り急増しています。

 

ダイソン製品
コピー品は、小型の製品に限りません。デザイン性や機能性に優れた生活家電を製造するメーカー、ダイソンのコピー品も流通しています。
勿論、コピー品なので性能面では当然劣りますが、見た目はそっくりに作られている為、注意が必要です。
 
ゴルフクラブ
スポーツ用品も注意が必要です。特に、単価の張りやすいゴルフクラブ等は、偽物が多く流通しがち。
中でも、スコッティキャメロンなどの人気ブランド品は、コピー品も非常に多く当店でも何度か持ち込まれたことがありました。
 
お酒
ここ数年で、価値が急騰している山崎や響などのいわゆる「ジャパニーズウィスキー」も偽物が流通しています。
こちらは正規のお酒の空き瓶に、偽の中身をつめて、綺麗に封をしている為、パッと見で偽物を判別することは非常に困難です。
 
香水
ブランド品ともなれば、50mlでも1万円を超えて取引されることもある香水。
こちらも、空き瓶に偽物を詰め替え販売する手法が横行しています。
最近では、偽装が摘発され海外で逮捕者も出ています。
 
楽器
ファンが多く、需要の高いフェンダーやギブソンのギターなどもコピー品が流通しています。
特にヴィンテージ品などは情報が少ない為簡単に見分けがつかない事もございます。
 
 
フィギュア
単価がそこまで高い訳ではないフィギュアですが、安価で大量生産が可能で、かつ需要も高いため、
正規ライセンスを取得せずに販売されているいわゆるコピー品が流通しています。
少し前ですが、当店にも、鬼滅の刃の偽フィギュアが持ち込まれたことがあります。
 
 
工具
こちらは、まだ業界内に風のうわさ程度で流れている情報で、確実に偽物と言われるものが
発見された訳ではありませんが、スナップオンのハンドツールの一部に疑惑の商品が出回っているようです。
 
 
と、このように、例を挙げればきりのないほど、沢山の偽物が世の中には流通しています。
 
 

偽物を購入しない為に気を付けたい事

結論から言うと、100%で偽物を回避するには、新品を信頼できる販売元から購入するしかありません。
しかし、できるだけリスクを回避する方法はありますので、ご紹介させて頂きます。
 
個人間での取引は出来るだけ避ける
一口に中古商品といっても、出品している方の背景は様々です。
悪意を持ってコピー品を出品している人もいれば、
自身も気づかずに購入した偽物を出品している人、
はたまた、買い取った中古品を出品している業者など。
中古品の取引を業務として行う場合は、古物商の営業許可が必要不可欠になります。
1番は、きちんと古物商許可のある業者から入手する事でしょう。
お店の看板も背負っていますし、万が一の場合も対応をしてもらえる可能性が高いです。
心配でしたら、出品者に古物商の許可番号を訪ねるのも手です。
 
怪しい海外サイトで購入しない
模造品のほとんど(特にブランド品)は怪しい海外サイトを中心に販売されています。
但し、海外から仕入れた偽物を悪意をもって、国内サイトに出品していると思われる商品も見受けられますので、注意が必要です。
 
ほしい商品の画像を、正規品とよく見比べる
正規品とコピー品を見分けるには、現物と見比べることが一番確実です。
しかし、今、欲しい商品を探しているわけですから、比較対象が手元に無いことが殆どでしょう。
そこで、サイトに出品されている画像と、正規品の画像をよく見比べるだけでも、
偽物をつかむリスクを減らすことが出来ます。
但し、悪質な場合は、出品画像にのみ正規品の素材を使用している場合もありますし、
逆に、正規品でも年代によって若干デザイン等が変わる可能性もありますので、100%ではありません。
 
出品されている価格帯に注意する
メルカリやラクマなどのフリマアプリでは、出品者が売りたい価格を設定できます。
通常、中古品として出回っている価格より、明らかに安く出品されている。
それも、出品されてから数週間立っているにも関わらず、売れていない商品は、特に注意が必要です。
こういったフリマサイトは、我々のような業者やプロのバイヤーも出入りしています。
お買い得なはずの商品が売れていないのには、何か理由があると考えた方が賢明です。
 
 

まとめ

上記の通り、コピー品のジャンルは非常に多岐にわたります。
勿論、我々が日々取引をする中で、基準外認定となってしまうコピー品、模造品は極わずか。
ほとんどは、正規品な訳ですが、一定数偽物が紛れている事があるというのも忘れてはなりません。
もし、購入後に不安が残るようでしたら、是非当店までお持ちください。
鑑定士がお品物を拝見させて頂きます。
 
 

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