メイプルリーフ金貨 999.9 1/2OZ カナダ K24 15.5g 1986年 買取りさせて頂きました（京都伏見店）

こんにちは！

リサイクルマート京都伏見店、店長の辻本です！

今回ご紹介するのは メイプルリーフ金貨 24金 15.5g です。

まず気になるのは買取金額ですよね？

こちらはなんと11万円で買取させて頂きました！！

買い取らせて頂いたお客様は20年前にこの商品を買ったとの事でしたが、買取価格をお伝えすると声を出して驚いておられました。

ではなぜお客様がそんなに驚いたのでしょうか...？

その理由は以下の通りです！

 

金相場の高騰

昨今ではテレビやネットニュースなどで取り上げられることも多くなったのでご存知の方も少なくはないと思いますが、2020年8月現在の金相場は過去最高と呼ばれるほど高騰しています。

この記事を書いている2020年8月8日の24金の相場は7769円/gとなっています。(田中貴金属工業公表)

そうです！たった1gの金があるだけで7000円以上にもなるのです！

ちなみに先ほどこちらの商品をお客様は20年前に買ったと書きましたよね？

2000年の今頃だと24金の相場はなんと1g辺り1000円ほどしかなかったのです！

当時の計算だと、1000円×15.5g=15500円 となりますよね。つまり20年前に1.5万円で買ったものが、現在売ったら11万になったという訳です。

声を出して驚くのも納得ですよね笑

当店での買取価格を毎日スタッフブログにて更新させて頂いております。

↓のサイトからご確認下さい！

https://www.recyclemart.jp/shop/hushimi//info/

 

金の含有率によって金額が変化する

さて、現在金が高くなっていることはわかって頂けたと思いますが、上で書いた値段というのは24金、いわゆる純金の基準ということになります。

というのも金というのは純金の他に、18金、14金と金が含まれている量が少ないものもあります。

本日の相場だと24金が7769円と言いましたが、18金の場合だと5700円ほどになります。14金だと4300円ほどです。

このように金が含まれている率(含有率)が違うほど値段も変わってくるという事なのです。

 

金のアクセサリーの見分け方

先ほども書いていた通り、昔の金の価格は安く、ゴールドカラーで派手なのもあり指輪やネックレス等のアクセサリーに用いられることが多かったのです。

バブル時代はそういったアクセサリーをたくさん買っている方が多いイメージですね。

しかし、中にはゴールドカラーのメッキ製品などもあり金は一切使われていないアクセサリーもあったりします。

お客様の中でも金だと思って持ってこられたのに、実はメッキアクセサリーでガッカリという経験をされた方も多少は見られます。

そこで、ここでは簡単な金アクセサリーの見分け方をご紹介いたします！

 

小さく刻まれている刻印を見る。

金が含まれているアクセサリーには必ずと言っていいほど刻印と呼ばれるものがあります。

主に「K24」「K18」といった表記がされていることがほとんどです。日本製のものだと中には「18金」と漢字で書かれていることもあります。また日本製のものだと刻印の隣に日本の国旗を表す表記がされているものもあります。

 

「あとK」に注意！！

金の判断として一番簡単なので刻印ですが、刻印があるかと言って100％金だという訳ではないのです...。

刻印の中に「18K」や「14K」といった数字の後にKが書かれているものもあります。これは、私たちの業界では「あとK」とよんでおり海外で作られたものが多く、数字の前にKが書いてある刻印よりも信ぴょう性が低いものとなっています。

日本製のものであればほとんど大丈夫でしょうが、中国など海外などで作られた昔のアクセサリーは高く売る為に本来の含有量より多い刻印を表記しているものもあり、18Kと表記されていても実際にはK14の含有量しかなかったという物もあります。酷いものだと刻印があっても実際にはメッキだったということもあります。

 

 

その他、金かどうかを確かめる点はいくつかありますが、私たちのように膨大な量の金を見る必要があるので気にする必要はないと思います。

簡単な基準として刻印があるかどうか、その刻印がどういったものかという所を念頭に置いて見るのが良いでしょう。

また、指輪などは使っていくうちに擦れで刻印が消えることもあります。譲り物だと刻印が消えているものもあるかもしれません。それをメッキの指輪だと判断して処分してしまうのはとても勿体ない！

私たちプロは刻印がなくとも金としての判断はできるので、ちょっとでも金じゃないかな？と思ったものはなんでもお店に持っていくのがオススメです！

刻印がなかったら、金だったらいいなぁといった心持ちとしてお店に持っていくとガッカリ感は軽減すると思います。