……ところが。
小さい方(=使ってる方)が重い。
え? いやいや、ちょっと待って。同じ種類だよ? サイズも小さいよ? なんで重いの?
思わず秩父店の計りに向かって「お前、今日だけ筋トレした?」って聞きそうになったくらいの衝撃でした。
■ なぜ“同じ種類なのに重さが逆転”なんてことが起きるのか?
古墨って、見た目以上にクセが強い世界なんです。
● ① 製造時の密度が違う
同じ種類でも、煤(すす)と膠(にかわ)の配合が微妙に違うことがあります。膠が多いとズッシリ重くなります。
つまり、同じ種類でも“個体差”が普通にあるということ。
兄弟でも、筋肉質な兄とスリムな弟がいる感じですね。
● ② 乾燥具合の違い
古墨は乾燥すると軽くなります。今回のケースだと、
- 使ってる方(小さい方)は乾燥がそこまで進んでいなかった
- 未使用っぽい方(大きい方)は乾燥して軽くなっていた
という可能性が高いです。
つまり、軽い方が“痩せてた”だけ。
古墨、まさかのドライタイプ。
● ③ 内部の空洞の有無
手作りの墨は内部に小さな空洞ができることがあります。これが軽さの原因になることも。
つまり、軽い=使ってる ではなく、軽い=空洞がある場合もあるということです。
● ④ “使ってるように見えるだけ”の可能性
長年の保管で角が丸くなったり、擦れたように見えることもあります。古墨の経年変化は、なかなかトリッキーです。
■ 結論:古墨は同じ種類でも“性格が違う”
今回の件で改めて思いました。
古墨はミステリー。
同じ種類なのに、
- 小さい方が重い
- 未使用っぽい方が軽い
- 乾燥で痩せる
- 空洞で軽くなる
もう、ここまでくると性格の違いとしか思えません。
でも、こういう「へぇ〜!」が突然出てくるから、査定の仕事って本当に面白いんですよね。
ヤフオク出品前の計測作業で、まさか古墨に振り回されるとは思いませんでしたが、こういう小さな発見があるから、やっぱりこの仕事はやめられないなと感じます。
■ 古墨のミステリーに興味がわいたら…
こういう「へぇ〜!」が詰まったアイテム、実は店頭にもいろいろ転がっています。
古墨だけじゃなく、
- 「これ何でこうなってるの?」
- 「なんでこの値段なの?」
そんな小さな謎を一緒に楽しめるのが、リサイクルショップの醍醐味です。
もし気になったら、リサイクルマート+質 秩父店にふらっと遊びに来てください。
査定のついででも、掘り出し物探しでも、「ちょっと見に来ただけ」でも大歓迎。
あなたの“へぇ〜!”を増やすアイテム、きっと見つかります。

