買取実績

「その宝瓶、思わぬ高値に!? 備前焼高価買取中!」

こんにちは!買取専門リサイクルマート フレスポ赤穂店の窪島です。
本日は、先日お買取させていただいた商品のご紹介です。
今回は、「備前焼 宝瓶 藤原啓作」を日生のリピーターのお客様よりお買取いたしました。
いつも当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。
備前焼の宝瓶はお茶を淹れる「実用品」としてはもちろん、収集家の方には「美術品」として人気が高いお品です。
この記事では、
⚫︎備前焼・宝瓶の買取価格
⚫︎備前焼・宝瓶の相場情報
⚫︎査定の際に重視されるポイント
について、当店鑑定士・窪島が詳しく解説いたします。
実際にお買取したお品を例に取り上げ、高価買取の理由や査定基準、さらには高く売るためのコツもあわせてご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
赤穂市・上郡・相生エリアで備前焼の買取をご検討中の方、また信頼できるリサイクルショップをお探しの方は、ぜひ当店までお気軽にご相談ください!
商品紹介
⚫︎ブランド:備前焼
⚫︎作家名:藤原啓(人間国宝)
⚫︎商品名:宝瓶
⚫︎付属品:木箱
備前焼の宝瓶とは?
聞き慣れない宝瓶(ほうひん)というものですが、これは持ち手のない急須のことです。
側面に取っ手がなく、上から蓋を開けて直接注ぎます。(蓋の部分を押さえてお茶を注ぐ形です)
湯冷ましをせずにぬるめのお湯でお茶を淹れる玉露や上級煎茶に最適で、一般に少量(1〜2人分)用で用いられます。
宝瓶は備前焼だけではなく、萩焼・常滑焼・丹波焼など様々な窯元で作られており、茶道をされていた方はお持ちの方が多く、贈答品などでいただくことも多いお品です。
最近の日本では、お茶をいれるのには電気ポットが主流ですので、一般のご家庭ではあまりお見かけしません。
ご両親や祖父母様が茶道を習っていたり、お茶がお好きな方は昔に購入されていますので、ご実家にある可能性は非常に高いお品です。
備前焼・宝瓶(藤原啓)の買取価格
藤原啓さんは、昭和45年に国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されており、その作品は国内外問わず人気があります。
とくに今回のお品である「宝瓶」は、中国で非常に人気があり高額で取引されています。
当店は中国人バイヤーの方と直接取引をしておりますので、高く買取することが可能です。
木箱付きで気になる瑕疵もありませんでしたので、宝瓶・藤原啓(人間国宝)木箱付きを50,000円で買取させていただきました。
査定のポイント・瑕疵があるか?
瑕疵(かし)とは?
「瑕疵(かし)」とは、法律・美術・工芸などさまざまな分野で使われる日本語で、共通して
「欠陥・きず・欠点」という意味を持つ言葉です。
「宝瓶の瑕疵(かし)」
簡単に言うと「宝瓶にある欠陥・傷・不良箇所」を意味します。
陶磁器や工芸品の世界では非常に重要な概念で、価値や鑑賞性、使い勝手にも影響を与えます。
備前焼は無釉で焼き締めるため、見た目が粗く見えることがあります。
それが「瑕疵」かどうかは判断が難しいところです。
下記の表は簡単な瑕疵のポイントです。
種類 |
内容 |
問題の程度 |
---|---|---|
ひび(貫入ではない) |
使用中に広がる恐れがあるヒビ |
重度の瑕疵(機能に影響) |
欠け |
注ぎ口や縁などの一部が欠損 |
重度(特に注ぎ口は致命的) |
釉ハゲ・焼きムラ |
美観を損ねる見た目のムラ |
軽度~中程度(実用に問題なければOK) |
ガタつき(底の不安定さ) |
平らでないため、置いたときにぐらつく |
実用に支障あり=中~重度 |
フタの合いが悪い |
フタがぴったり閉まらない |
実用性・密閉性に影響=中程度 |
内部の剥がれ・粗い仕上げ |
お茶の風味や清掃に影響 |
使用には注意が必要=中程度 |
見込みのピンホール(小さな穴) |
焼成時の空気穴 |
軽度(使用に支障なければOK) |
評価のポイント
実用品として使うなら、注ぎやすさ・ヒビの有無・フタの安定性が重要となります。
美術品として見るなら、表面の美しさや窯変の表現が重視され、軽微なキズは「味」とされる場合もありますが、鑑定士により評価が分かれます。
目に見えて瑕疵があるものは評価が下がります。(割れ・欠け・継ぎなど)
宝瓶は同じものがない「一品モノ」ですので、定量評価というものはありません。全てそのお店にいる鑑定士次第です。
当店はオープンからたくさんの備前焼を買取しており、高額で売却できる販路もございます。
希少な逸品を高くお売りいただけると思いますので、ぜひ一度「リサイクルマートフレスポ赤穂店」にご来店ください。
箱がないものは買取できるの?
「木箱がないですが買取できますか?」とよくお問い合わせいただきますが、箱がなくても問題なくお買取できます。
「箱に作家名が書いてあったのに誰のものかわからない」
大丈夫です、備前焼はそのほとんどに「陶印」があります。
陶印とは「自分が作ったというサイン」のことで作家さんにより違います。
これを調べることで、木箱がなくてもどなたが作られたかがわかります。
人気がある方かそうでないのか、高いのか安いのか、作家さんで評価が大きく分かれますので重要なポイントです。
※買取チェックポイント総評※
備前焼・宝瓶(藤原啓)の買取価格と評価のポイントについてご紹介させていただきました。
赤穂市は備前市から近いこともあり、備前焼をお持ちの方が非常にたくさんおられます。
当店もオープンからたくさんの備前焼を買取させていただきました。
しかしながらお客様のお声を聞きますと、
「備前焼が売れるとは思わなかった」
「割って処分していた」
などのお声をお聞きします。
備前焼はお金に変わるものでもありますし、美術品的価値が高いものが処分されていくことは非常に心苦しいものです。
もしご自宅に備前焼がありましたら、処分せずに「買取専門リサイクルマートフレスポ赤穂店」にお持ちください。
どんな備前焼でもお買取させていただきます。査定・お見積もりは無料です、皆様のご来店を心よりお持ちしております。