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イラン停戦“合意か決裂か”で原油と金はどうなる?ホルムズ海峡リスクを徹底予測

2026年4月、世界の金融市場は「停戦」と「再燃」の狭間で揺れている。 イスラエルとレバノンが停戦に合意したという報道が流れ、米・イランも2週間の一時停戦に踏み切った。しかし、現場では銃声が止まず、ホルムズ海峡の通行量は戦前の140隻/日から数隻レベルに激減したまま。
“停戦のヘッドライン”と“現実の供給リスク”が完全に乖離している。
市場はすでに「停戦=原油下落」という単純な反応を見せたが、果たしてそれは正しいのか。 そして、もしイラン交渉が“合意”に進むのか、“決裂”に向かうのかで、原油と金はどこまで動くのか。
本稿では、 ・イラン交渉の2つのシナリオ(合意/決裂) ・ホルムズ海峡の実態 ・原油と金のレンジ感 ・市場心理の変化 ・日本への影響 を体系的に整理し、投資家が“何を覚悟すべきか”を深掘りする。
第1章 「停戦したのに止まっていない」中東の現実
イスラエルとレバノンの停戦は“事実として合意”された。 しかし、実態はまったく別だ。
- 停戦発効後も銃声・砲撃音が続く
- イスラエルは「ヒズボラは停戦の対象外」と主張
- ヒズボラは「状況次第で行動」と曖昧な姿勢
- イランは停戦を歓迎しつつも、イスラエル軍の撤退を要求
つまり、 停戦は“政治的合意”であって、現場の武力衝突は止まっていない。
さらに深刻なのはホルムズ海峡だ。
- 戦前:140隻/日
- 現在:数隻〜十数隻レベル
- 米軍の逆封鎖でイランの徴収行為が封じられる
- タンカーはリスク回避で迂回航路へ
「停戦」と言いながら、供給リスクはほぼ解消していない。
この“二重構造”こそ、原油と金が不安定な理由だ。
第2章 イランは交渉で強気に出られない──その構造的理由
イランの勢いが弱いのは偶然ではない。 背景には3つの構造的要因がある。
① ホルムズ海峡の逆封鎖で外貨収入が激減
イランはホルムズ海峡の通行料で年間50億ドル規模の収入を得ていたと言われる。 しかし米軍の逆封鎖で徴収が困難になり、外貨収入が急減。
② 原油を中国に“安売り”せざるを得ない

制裁下で売り先が中国しかないため、 市場価格より20〜30%安い価格で販売。 しかも人民元決済が多く、ドル不足が深刻。
③ 戦争長期化で軍事費が急増
- ドローン・ミサイルの消耗
- 代理勢力への資金供給
- 国内治安維持費
- 制裁による税収減
軍事的には粘れても、経済的には限界が近い。
そのため、イランは停戦交渉で強気に出にくい。
**第3章 イラン交渉の2つのシナリオ
──合意か、決裂か**
ここからが本題。
市場が最も知りたいのは、 「合意したら原油はいくら?決裂したら金はいくら?」 という“レンジ感”だ。
本稿では、 シナリオA:合意(停戦延長+ホルムズ再開) シナリオB:決裂(停戦崩壊+ホルムズ再封鎖) の2つに分けて分析する。
**第4章 シナリオA:イランと合意した場合

──原油は“高値レンジ”、金は“高値持ち合い”**
■条件イメージ
- 停戦延長
- ホルムズ海峡の通行量が回復
- イラン産原油が徐々に市場へ
- レバノン戦線も小康状態
■原油レンジ感(6〜12か月)
Brent:85〜100ドル(ベース)
理由:
- 戦争プレミアムが剥がれる
- 供給不安が後退
- ただし在庫不足で急落はしにくい
サブシナリオ:95〜110ドル(ホルムズが完全に戻らない場合)
停戦はしても、
- 船舶保険
- 地政学リスク
- イランの徴収問題
が残るため、“高値安定”の可能性もある。
■金レンジ感(6〜12か月)

金:4,400〜4,900ドル
- 戦争リスク後退で上昇圧力は一服
- しかし利下げ観測・インフレ懸念で下支え
- 中央銀行の金買いも継続
→ 高値圏での持ち合いが基本線。
**第5章 シナリオB:イラン交渉が決裂した場合
──原油は“急騰”、金は“史上最高値圏へ”**
■条件イメージ
- 停戦延長に失敗
- 米・イランが再び衝突
- ホルムズ海峡が再封鎖
- イスラエル・レバノン戦線も再燃
■原油レンジ感(3〜6か月)

ショック局面:115〜140ドル
- ホルムズ封鎖は世界最大級の供給ショック
- 2024〜2025年の110ドル突破の再現は十分あり得る
- サウジ・UAEの施設攻撃が重なれば140ドル台も視野
その後:105〜125ドルで高値張り付き
- 需要破壊で上値は抑えられる
- しかし供給制約が続くため下がりにくい
→ “一瞬のスパイク”より“高値が長く続く”方が怖い。
■金レンジ感(3〜6か月)

ショック局面:4,900〜5,300ドル
- 地政学+金融不安のダブルパンチ
- 株式市場の急落で資金が金へ流入
その後:4,700〜5,200ドルで乱高下
- 景気悪化で現金需要が増えると一時的に売られる
- しかし中央銀行の金買いが下支え
→ 高値圏での激しいボラティリティが続く。
第6章 2つのシナリオを比較する(図解イメージ)
| シナリオ | 状態 | 原油Brent | 金 | 市場の雰囲気 |
|---|---|---|---|---|
| A:合意 | 停戦+ホルムズ再開 | 85〜100ドル | 4,400〜4,900ドル | 「最悪は回避、でも完全には安心できない」 |
| B:決裂 | 停戦崩壊+再封鎖 | 115〜140ドル
(スパイク)→105〜125ドル |
4,900〜5,300ドル
(スパイク)→4,700〜5,200ドル |
「インフレ再燃+景気後退リスク」 |
第7章 日本への影響──円安・物価・株式市場
■① 円安圧力が強まる
原油高 → 貿易赤字拡大 → 円売り 金高 → ドル需要増 → 円安
決裂シナリオでは160円台後半〜165円も視野。
■② ガソリン・電気代が再び上昇
- 原油100ドル超 → ガソリン190円台
- 120ドル超 → 200円突破の可能性
■③ 日本株は“二極化”
- エネルギー株:上昇
- 製造業・小売:コスト増で下落
- 金鉱株:強い
第8章 結論:投資家が覚悟すべき“二つの未来”
**●合意シナリオ:
原油は高値レンジ、金は高値持ち合い。 市場は“安心しきれない安定”。**
**●決裂シナリオ:
原油は115〜140ドル、金は5,000ドル台へ。 市場は“インフレ再燃+景気後退”の最悪コンボ。**
そして重要なのは、 市場はすでに「合意シナリオ」を織り込み始めているという点だ。
つまり、 “決裂”の破壊力の方が圧倒的に大きい。
今の金相場は“売り手にだけ”チャンスをくれる瞬間
停戦報道で市場が一瞬だけ油断している今こそ、 金を売る側にとっては“最も有利なタイミング” になっている。
相場が落ち着いて見える時ほど、 売り手は静かに動いて利益を確定させている。 迷っている時間が一番もったいない。

◆ ①停戦が続けば下落、崩れれば乱高下──“売れるうちに売る”が鉄則
金相場は今、
- 停戦が続けば 調整(下落)
- 停戦が崩れれば 乱高下で売りにくくなる
という“どちらに転んでも売りづらくなる未来”が近づいている。
だからこそ、 「売れるうちに売る」 という判断が、最も合理的になる。
◆ ②高値圏で踏みとどまっている“今”が、売りのラストチャンスになりやすい
金は高値圏で粘っているが、 これは“強い”のではなく、 市場が次の材料待ちで固まっているだけ。
材料が出た瞬間に動く。 その前に売っておく方が、 価格が崩れるリスクを避けられる。
◆ ③いま売れば、次の上昇局面で買い直す余力も作れる
売る=終わりではない。 むしろ、 いま売って資金を確保しておくことで、 次の上昇局面で“買い直す”という選択肢が生まれる。
売りは“逃げ”ではなく、 次のチャンスを掴むための戦略。

◆ ④市場が静かなうちに動く人が、一番得をする
相場は“静かな時”ほど、 売り手にとっては絶好のタイミングになる。
- ニュースが動く前
- 投資家が油断している時
- ボラティリティが低い時
この3つが揃う瞬間は多くない。 だからこそ、今の静けさは“売りの好機”と言える。
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