ロレックスデイトジャスト 69173G 内箱・調整コマ付き USED B 買取実績と市場動向 -

ロレックスデイトジャスト 69173G 内箱・調整コマ付き USED B 買取実績と市場動向

ロレックスデイトジャスト 69173G 買取実績のご紹介

高級時計の代名詞ともいえるROLEX（ロレックス）の中でも、時代を超えて愛され続けているのが「デイトジャスト」シリーズです。今回はその中から、**レディースモデルである「ROLEX デイトジャスト 69173G」**についての買取実績をご紹介いたします。今回お持ち込みいただいたお品物は、状態：USED B（FT取）／付属品：内箱・調整コマ付きという内容で、買取価格は「お問い合わせください」とさせていただきます。この記事では、69173Gというモデルの特徴、人気の理由、中古市場での評価ポイント、そして査定の際に注目される部分を詳しく解説してまいります。

69173G とはどんなモデルか

まず、ロレックスのデイトジャスト69173Gについてご紹介します。69173という型番は、レディースサイズ（ケース径26mm前後）のデイトジャストを示し、ステンレススチールと18Kイエローゴールドを組み合わせた「コンビモデル」として知られています。さらに末尾の「G」は、文字盤に10ポイントのダイヤモンドインデックスが配された豪華仕様を意味します。

デイトジャストは1945年に誕生したロレックスの定番シリーズであり、名前の由来にもなった「日付表示」が特徴です。視認性の高いサイクロップレンズ（拡大鏡）を備えた日付窓は、実用性と美しさを兼ね備え、長年にわたり高い評価を得ています。その中で69173Gは、ステンレスの堅牢性とゴールドの華やかさ、そしてダイヤモンドの輝きが融合した一本であり、フォーマルから日常使いまで幅広く愛用できるモデルです。

USED Bランク（FT取）とは？

今回のお品物は「USED B（FT取）」というコンディション評価を受けています。一般的にUSEDランクは以下のように区分されます。

USED S／未使用に近い：試着程度、ほぼ新品
USED A：わずかな使用感はあるが大きな傷なし
USED B：使用に伴う傷・擦れが見られる一般的な中古
USED C：深い傷や劣化が目立つ、使用感強め

「FT取」という表記は、ブレスレットやケースなどに研磨歴（フェイス取）がある、もしくはメンテナンスによる外装調整がされていることを指します。そのため、見た目は比較的きれいでも、無研磨の個体と比べてやや評価が下がるケースもあります。

とはいえ、ロレックスは研磨されていても大きな価値が失われることは少なく、日常的に使えるコンディションであれば十分に需要があるのが現実です。特に69173Gのような人気モデルは、多少の使用感があっても市場で安定した需要が続いています。

付属品（内箱・調整コマ）の重要性

高級時計の査定では、時計本体だけでなく付属品の有無も重要なポイントとなります。今回のお品物には内箱と調整コマが付属していました。

内箱：ロレックス純正の箱は、時計の価値を引き立てる付属品であり、コレクション用途で購入を検討する方にとって必須ともいえます。
調整コマ：ブレスレットの駒は、着用者の手首サイズに合わせて調整するために外されることが多いのですが、これが揃っていると中古市場では高く評価されます。購入者が自分のサイズに合わせて装着できるからです。

保証書（ギャランティカード）がない点は少々マイナス要素ですが、それでも内箱やコマが揃っていることで一定の価値を保ちやすいと言えます。

デイトジャストの市場人気と相場

ロレックスデイトジャストは、サブマリーナーやデイトナといったスポーツモデルに比べると「手の届きやすい高級時計」として位置づけられています。しかし近年はロレックス全体の人気が急騰している影響もあり、デイトジャストの相場も右肩上がりで推移しています。

特に69173Gのようにゴールドとダイヤをあしらったラグジュアリー仕様は、国内外で安定した需要があります。近年の傾向として、男性用の大型スポーツモデルだけでなく、女性用のエレガントなモデルや小ぶりなサイズの時計も再び注目を集めています。そのため、レディースデイトジャストも再評価されつつあり、中古市場でも根強い人気があります。